(女性用シューズ一例)
これにより、
踊っていて「適度に滑り、適度に止まる」ようになっています。
もし底が、運動靴のようにゴム底ですと、ゴムがストッパーとなりますから
ターンをしたときに足首がよじれやすくなります。
(上体が回っていて、靴だけがキュッと止まれば、
足に負担がかかります。)
ジャズダンスのように、一瞬の強い動きでぱっとステップを踏みかえる場合は
ゴム底でもいいかもしれませんが、社交ダンスでは滑らかな動きもありますから
ゴム底はお勧めしかねます。
また普通の靴のように底が滑らかな合成樹脂製ですと、
すべって転び易くなります。
つるっとしている本底は、ターンはしやすいでしょうが、ターンした後にきちんと
止まるのが難しいと思われます。
では、どんなダンスシューズが初心者の方に向いているか、大まかに申し上げれば
それは
「社交ダンスシューズ」のうちの分類の1つ、「兼用シューズ」です。
兼用シューズとは・・・。
チャチャチャのような激しいラテンでも、
ワルツのようなゆったりとしたスタンダード(モダン)でも踊れる
「ラテン・モダン兼用」のダンスシューズのことです。
お教室で本格的に習う場合は、最初から「スタンダード」と「ラテン」の
1足ずつが必要になる場合があります。
ですが、ご趣味でサークル等で習い始められる場合は、1回のレッスンで
色々な踊りをする場合があります。
そのような時は、いちいち履きかえませんので、オールマイティーな
兼用シューズがよいのです。
素材は
男性でしたらエナメルより、黒革・兼用ダンスシューズをお勧めします。
※兼用シューズでも素材が黒革とエナメルがあります。
お勧めなのは、その
「黒革」の方です。
(上は、初心者にも人気の兼用・黒革シューズ)→セキネ・兼用黒革625に移動
何故ならエナメルですと、靴同士の内側が擦れた時に、両足がピタッとくっついて
転んでしまう事があり、初心者の方には扱いが難しいと思われるからです。
とはいえ、ダンスをするからには、競技選手も履いているようなエナメルのお洒落さも魅力で、そういう場合には、履く前に、
「エナメルくっつき防止スプレー」を、靴に吹きかければ、ある程度防げます。
※上のリンクから、
ケントのエナメルスプレーのページに移動できます。
(下の写真のセキネ・スプレーは完売しました。)
女性の場合は、サテンより革のほうが足に馴染みやすいので、競技に出ない
初心者の方には革のダンスシューズがお勧めです。
また、女性に限っては、兼用シューズのほかに、スタンダード(モダン)シューズを
お勧めする場合がございます。
要はご本人の履き心地が大事です。
ご年配の方など
安定感を重要視される方は、
兼用シューズより、一般的パンプス型のモダンシューズを好まれる場合もございます。
(上は、初心者にも人気のスタンダードシューズ)
美しく、柔らかい革で履きやすい社交ダンスシューズです。
→セキネ・サティーベージュE557に移動
詳しくは、男女別の初心者の方用ページをご覧下さいませ。
・男性の初心者の方に・女性の初心者の方に
初心者用の社交ダンスウェアに関しての説明もそのページにございます。
社交ダンス初心者・お勧め品のページに移動